本書は「全書」というそのタイトルが示すとおり、Android開発におけるテストについて文字どおり「すべて」を網羅すべく企画しました。
すなわち、各モジュールが適切に動作しているか検証するユニットテストの書き方に始まり、 UI操作によって引き起こされる画面の変化を検証するUIテスト、JUnit 5のような最新かつ今後主流になりうるテストフレームワーク、果ては開発現場で運用されているCIシステムや日々のリリースを便利にするCDの知見などを惜しげもなくカバーしています。
筆者がこの本を最初に構想したきっかけは、これら有益な情報が未だに各社または特定個人に「秘伝のタレ」 のように受け継がれるのみでAndroidコミュニティ全体に還元されている状況とはいえない現状を何とかしたいという思いからでした。 Androidは本書執筆の2018年にちょうど誕生10周年を迎えます。この間Androidのテスト手法は着実に進化して来ましたが、 ウェブで情報を検索すると未だに黎明期のノウハウがヒットすることもあるなど、 これからテストを書いていこうという人たちには若干情報の取捨選択に苦労を伴う側面があるのも事実です。
そこで普段からテストやCI/CDに対して問題意識を持っている著者陣が集まって、 この節目の2018年時点での決定版をここにまとめようではないかという結論に至りました。 したがってこの本を読んでいただければ、今までユニットテストを書いたことのない人も、 UIテストが1つもなかったプロジェクトでも、最先端のAndroidアプリ開発現場で実際に使われている生きた知見を手にすることができます。 本書では各章の著者がこれまでの豊富な経験を基に「単に公式サイトのチュートリアルをまとめただけ」から一歩踏み込んだ 「かゆいところに手が届く」内容をみなさまにお届けします。楽しみにしていてください。
製本版はロゴマーク入りの箱入り
ゆうパケットでお届け
発送の際には追跡番号をお知らせします
Androidアプリケーション開発におけるテストコードの設計/実装、流れに対するまとまった知見を得られるとても良い書籍です。 考え方のほか、ライブラリなども最新のものであるため、今後の変化に追従するための土台にもなる知見を得られるはずです。 具体性を持った内容でもあるため、実装方法や取捨選択の目安など、意思決定の際に参考にすることもできるものだと感じました。
日本でAndroid開発のテストを語るなら絶対に外せないだろう5人が、今知りうる最高の情報を提供してくれている本です。 この本はコストではなく、資産としてテストを扱っており、テストを書いたことがない開発者向けにテストの導入方法や書き方など詳細な説明があります。 UIテストやJUnit5、CICDなど中・上級者向けにコンテンツも充実しており、今後Androidのテストを書く必読書になり得る本です。
気がついたらテストを書いていました。これからテストを導入される方も、既に導入されている方にもおすすめしたい内容が盛りだくさんです。
Androidエンジニア必読書です!
本のタイトルどおり、Androidのテストにおける必要なカテゴリを全てをカバーしつつ、その難易度はテストを書いたことがない人からでもしっかり理解できるようになっています!
また、すでにテストに不自由してない人もぜひ一度読んでみてください。大抵の人は知識に偏りがあるものです。自分の知らなかった手法、無意識に避けてきたものが丁寧に説明されているはずです。
アプリ開発における各工程のテスト設計や実装、更にはCI/CDや最新の技術動向まで、これからテストコード書く方はステップを踏んで理解を深めていく事が出来ますし、既にテストコードを書いている多くの方にとっても、本書で紹介されている入門から実践までの内容はそのどこかで必ず新しい学びを得る事が出来ると思います。
テスト導入にあたって懸念する点などもイメージしやすい様に書かれているので、どのような開発の現場においても必読の一冊と言えるのではないでしょうか。
ホント最高かよiOS版も誰かたのむー
UnitテストからCI/CDまで、理由から実装までテストを網羅的に解説した文字通りの全書です。 各段階がテストの必要な理由、理論、実装、付加情報の繰り返しで記載されておりリズミカルで読みやすかったです。 実装の紹介は実業務で使う現実的な事例をもとに解説されており、体感的に読むことができました。 テストの楽しさが伝わってくる内容で、読むほどにテストしたいという気持ちが深まります。書籍、Web含めてこういう気持ちになったのは初めての経験でした。 内容はAndroidに特化していますが、それに限らない知見が詰まっているのでぜひ多くの人に読んでもらいたいです。
すぐにお読みいただけます
Androidのテストをチームで採り入れる際に「とりあえずこれ読んでおいて!」と安心して渡せるような本を目指しました。居酒屋の「とりあえず生で!」の感覚で気軽に手に取っていただけると嬉しいです。