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『iOSアプリ設計パターン入門』

  • ページ数:
    320ページ
  • 電子版フォーマット:
    PDF
  • 製本版:
    B5変形・モノクロ
  • 発売日:
    2019年1月15日

設計を知る、パターンを知る、導入する

本書はiOSアプリにおける設計について解説した入門書です。 MVCやMVVMなどの代表的なアーキテクチャパターンの解説にとどまらず、そもそも設計とは何か?という視点から各パターンを紹介し、そして実際の現場でどのように適用されているかを解説しています。

モバイルアプリ開発はハードウェアの性能向上や、求められる要件の多様化により、年々複雑さが増しています。 そうした中での開発前の設計行為や、その設計を開発中に適宜見直すことは継続的な開発に欠かせません。 特にiOSアプリ開発では特定のアーキテクチャパターンが公式に推奨されているわけでもなく、みなさんも現場で試行錯誤していることと思います。 設計はそのプロジェクトの要件やチーム規模、経験などによって左右されます。この設計パターンが絶対に当てはまる!という、いわゆる銀の弾丸はありません。 ですが本書で解説しているような設計を事前に知っておくことで、弾の命中率は上げられると考えています。 本書の執筆にあたって、著者一同その設計パターンの歴史から学び、iOSアプリ開発に落とし込むとどうなるかを想定して解説しています。 執筆陣も調べてはじめてわかったことが数多くあります。 アーキテクチャパターンが生まれた背景を踏まえ、できるだけ平易に、そして実務で役に立つ形で提示できるように心がけました。 そのため本書で紹介しているサンプルコードのみが正解ではありません。 読者のみなさんが今適用しているプロジェクトとの差異を感じることもあるでしょう。 差異を感じたときにサンプルコードが正解と決めつけず、なぜ違うのかから考えてみてください。 正解はきっとその思考の先にあります。 本書で紹介したパターンは、執筆時点の開発現場で使われているであろうメジャーなパターンを選定していますが、今後新たなアーキテクチャパターンが登場することもあるでしょう。 しかしこの本で紹介した「設計するとはどういうことか」という根本的な概念は、今後廃れることはないと考えます。 むしろ新しいパターンへの理解を促進するものであることを願っています。 この本を土台にして開発チームで自分たちのプロジェクトに最適な設計を議論してみてください。 この本で得た知識をベースに適切な議論がなされ、合意が得られれば、それがきっと最適な設計です。 最適な設計はよりよい開発につながるだけでなく、最終的にはアプリを使うユーザーの体験にもつながることでしょう。 読者のみなさんがこの本から得た設計という手法を通して、よりよい開発環境が得られることを心から望んでいます。 (著者代表 松館 大輝/@d_date)

対象読者

  • iOSアプリ開発における代表的な設計について知りたい方
  • どの設計を選択するか迷っている方
  • チーム内で設計の共通認識を持ちたい方
  • iOSアプリ開発以外でも役立つ設計力を身につけたい方
  • 全てのiOSエンジニア
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製本版はロゴマーク入りの箱入り
ゆうパケットでお届け
発送の際には追跡番号をお知らせします

著者

  • 田中 賢治

    多くの開発現場で設計に関して、様々な悩みがあると思います。 例えばそれは方針であったり、チームメンバーの理解の差であったり...。 私はそんな設計に関する問題にぶち当たるたびに「問題を体系的に整理してくれる本が欲しい!」と思ったものでした。 『iOSアプリ設計パターン入門』はそんな悩みにフォーカスした一冊になりました。 多くのiOSアプリエンジニアにこの本が読まれて、悩みの解決や、解決に向けた一歩に繋がれば、これ以上の幸せはありません。ぜひ楽しんで読んでください!

  • 松館 大輝

    文字通りiOSアプリ開発の設計のバイブルになりました。 設計に悩む開発者のみなさんへの、良きエナジードリンクとなることでしょう。 開発に困ったときに開くだけでなく、この本を土台にした議論が各地で展開されることになると思われますので、 お手元に一冊おいておくと何かと便利です。

  • 鈴木 大貴

    iOSアプリの設計を調べようとしたときに、いろんな設計がひとまとまりになっていて、それらを比較できるようなものがほしいなと感じたことはないでしょうか。 本書はまさしくその一冊です。 設計の基礎となるMVCから最新の設計のReduxまで、実際にプロダクトでそれらを用いて開発している現役エンジニアが執筆しております。 是非、ご一読いただけますと幸いです。

  • 杉上 洋平

    本書では、ソフトウェアの設計たるその歴史から紐解き、各設計が生まれた背景や課題を踏まえ、各著者の丁寧な解説と実践的なサンプルアプリによる実装例の紹介しました。 アプリの設計について広く深く触れられる内容になっているので、開発現場の指針の一助となり、チームやコミュニティで議論を深める出発点として活用頂ければ幸いです。

  • 関 義隆

    人はしばしば、聞きかじりのオレオレ設計観に行き着きがちです。 また、設計を単なるアーキテクチャ選定のことだと考えがちです。 設計の知見が広大で、その適用範囲が開発対象のコンテキストに大きく依存しているためです。 そこで本書は、文献や歴史を踏まえて設計の意義を整理し、iOSアプリというプラットフォームの特徴に焦点を当て、そのうえでパターンをどう使うか、という導線を引くために多くのページを割きました。 まさしく「iOSアプリ」の「設計パターン」の「入門」と呼ぶに相応しい一冊になったと思います。

  • 史 翔新

    アプリを作るのは家を建てるのと非常に似ています。どう建てれば後からリフォームする時しやすいかだとか、どう建てれば大きな地震が来ても倒壊しないかだとか、そしてどう建てれば限られた大工さんで効率よく建てれるかだとか。 家には木造や鉄筋コンクリートなどの構造があるのと同じように、アプリ設計にもMVCやReduxなどの設計があります。部屋選びに構造の良し悪しを把握しないと後から想定外のトラブルが起きるのと同じように、アプリ作りにも設計の良し悪しを把握しないと炎上の火種になります。 そんな大事な設計を把握するために、是非とも役に立っていただければと心を込めた一冊になります。

編集者

  • 加藤 寛人

    半年以上の間、何度も議論を重ね編み上げてきました。読者がiOSアプリの設計パターンやアーキテクチャの真髄に指をかけられるよう、何をどんな構成で書くか最後まで悩み抜いた、私たちの集大成です。 本書は設計で悩むあなたを力強く支える一冊です。

  • 横田 孝次郎

    iOSアプリのデファクトスタンダードになりつつある設計に加えて、その歴史についても一緒に学べます。 私自身が設計に悩んだとき「この本が手元にあって助かった」、そう思えるであろう一冊です。 本書がみなさまの助けとなれば幸いです。

推薦コメント

  • iOSアプリ開発で「設計することの意味」を一から丁寧に解説している良書です。 実際の開発現場で使われている各アーキテクチャーについて、歴史的背景から深掘りしつつ、 アプリへの導入事例を豊富に用意しており、とても読み応えのある内容になっています。 「設計に答えはない」と良く言われますが、本書のパターンをすべて熟知することで、 さらに理想的な設計を追い求めることができる、バイブル的な一冊だと思います。

  • MVVM、Flux、Clean Architectureなど、巷で見掛ける設計パターンの概要を効率よく掴むことができます。それぞれの設計パターンが何をどのように解決するものなのか理解し、引き出しを増やしておくと、設計に幅を出せるようになるのではないかと思います。