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出村 成和 - もっとCPUの気持ちが知りたいですか?

CPUと親しくなれる! 「もっとCPUの気持ちが知りたいですか?」出版プロジェクト!

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プロジェクト成立締切日
2022年04月12日 10:00

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プロジェクト概要

みなさんはCPUと聞いて、どんなイメージを持っているのでしょうか? 多くの人は何か難しそうなモノと捉えることが多いような気がします。 CPUは、パソコンでの処理はすべてCPUで行われる、いわば脳のようなものだといった風にパソコンの仕組みを初めて学んだ際に教えられたかと思います。 具体的にどのように処理が行われているのか、といったことを理解し、人に説明できる方はそう多くはありません。

多くのソフトウェア開発者は、CPUはブラックボックスであり、よく知らないけどいい感じに処理してくれるハードウェアという捉え方をしているのかなと考えてます。

この本では、CPUに対して漠然としたイメージを持っている方を対象に、CPUで処理されているソフトウェア的な側面、そしてCPUが過去から現在に向けてどのように進化したかというハードウェア的な側面の両方から解説することで、CPUの仕組みを把握し、よりCPUの気持ちが理解できるよう構成しています。

この本を読む事で、CPUに対して感じているブラックボックスな感情が少しでも減らせることができればと考えています。 CPUへの理解を深めることが今後のソフトウェア開発においても、きっと役立つと確信しています。

本書の特徴

  • 基本的な仕組みを丁寧に説明しており、CPUへのブラックボックスな感情を減らせます。
  • CPUができること、実行可能な処理(アセンブリ言語)の基本を知れる入門書です。
  • CPUの構造について過去から現在までの変化を学べます。

対象読者

  • CPUの気持ちを知りたい方、コンピュータの中身に苦手意識がある方
  • コンピュータサイエンスを学んでいる・学びたい方
  • ハードウェアに関係するソフトウェアを開発している方
    • 完成イメージ

    • 製本版はロゴマーク入りの箱入り
      ゆうパケットでお届け
      発送の際には追跡番号をお知らせします

    もっとCPUの気持ちが知りたいですか?
    • 出村 成和出村 成和
      リリース予定日
      2022年11月01日
      フォーマット
      PDF(120ページ〜170ページ)
    • 本プロジェクトは紙版+電子版の提供となります。

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    執筆完了後、ご住所を伺います(海外発送はいたしません)。
    アーリーアクセス権
    執筆完了前の書籍を、書き上がった章からPEAKSのホームページで閲覧いただけます。
    また、リリース前のベータ版をPDFで配布いたします。

    目次

    第1章 CPUの気持ちを知るということ

    この本に書かれているCPUの気持ちを知ることで見えてくる世界を解説します。ソフトウェア開発するにあたって、CPUの気持ちを知っておくと、どんないいことがあるのかも解説します。

    第2章 CPUと友達になろう

    CPUの気持ちを知る前にCPUとお友達になることからはじめていきます。ここではC言語のソースコードから実行ファイルを作成し、そのファイルの中身を覗いていきます。そこからOSの役割や実行ファイルの内部構造、ファイル中に含まれているコード(CPUが直接実行している)の構成や内容を解説します。

    第3章 アセンブリ言語をなんとなく読む

    前述の内容をもう少し掘り下げ、コンパイラによってC言語のソースコードからCPUが理解できるコード(アセンブリ言語)へ変換された際、どのようなコードとなるのかを解説します。本章では、完璧な理解は目指さず、フィーリングで理解していきます。そして友達から一歩先に進んでいきます。

    第4章 CPUをざっくり把握する

    CPUを構成している機能(回路)の概要を解説します。CPUはさまざまな回路から成り立っています。では、どのような回路が組み込まれおり、どんな役割を果たしているのか。基本的な構成をさまざまな例えを交えて解説します。

    第5章 値を扱う(レジスタ)

    CPUでは値をレジスタと呼ばれる変数のようなもので扱っています。具体的なレジスタの仕組みを通じて、プログラミング言語によくある変数とは何が異なるのかを解説します。また、レジスタは用途別にいくつか種類があるので、それらもあわせて解説します。

    第6章 CPUができる事は多くない(命令)

    コンピュータではAIから3Dゲームまで幅広く処理できます。が、CPU自体が直接実行できる処理(命令)は、実は多くなく、1つ1つがシンプルな処理ばかりです。本章では、直接実行できる処理(命令)について、余すところなく解説します。

    第7章 道は分かれる(分岐命令)

    CPUにもif文のような処理先を分岐させる命令が存在してます。ただ、分岐命令は一般的なプログラミング言語と考え方が異なるため独立した章で解説します。また、分岐命令はCPUの気持ちを知る上で鍵となる処理のひとつです。

    第8章 シンプルなCPU、複雑なCPU(RISCとCISC)

    現在のCPUの設計方法には、大きく分けてRISCとCISCという2種類に分類できます。本章ではRISCとCISCという2つの設計手法が生まれた経緯を含めてそれらの違いを解説します。また、CISCとRISCという区別は歴史を重ねるなかでどんどん曖昧になってきています。どのような変化があるのかについても解説します。

    第9章 記憶の仕組み(メインメモリ)

    CPUとメインメモリは密接な関係があります。メインメモリはどのようにデータを扱っているのか、またCPUはメインメモリに対してデータを読み書きする際、どのように読み書きするデータを指定しているのか、について解説します。

    第10章 処理を効率よく実行する仕組み(パイプライン)

    パイプラインのおかげで命令の実行効率が向上し、CPUの性能向上に大きく貢献しました。パイプラインは、どんな仕組みなのか、揚げ物に例えて解説します。また、性能向上に大きく貢献してはいますが、パイプラインを採用すると無条件で処理速度がアップする訳ではないという現実もあります。そういった理想と現実の乖離も解説します。

    第11章 手が届く範囲にモノがあると便利だよね(キャッシュメモリ)

    よく実行する処理や参照するデータを記録してあるのがキャッシュメモリです。そこで、キャッシュメモリが扱うデータの内容や、キャッシュメモリがなぜ必要なのかを解説します。お気に入りのコミックを手の届く範囲に置いておくと、すぐに読めるというメリットがあります。この欲求はCPUも同じです。キャッシュメモリの用法用量を正しく理解していないとCPUの機嫌を損ねることもあるので、それらも解説します。

    第12章 CPUと周辺機器との結びつき(I/O)

    CPUは演算のみならず周辺機器に対してやりとり(入出力)も行っています。本章ではCPUが周辺機器に対してデータを送ったりデータを受けとったりなど周辺機器とやりとりする方法を解説します。

    第13章 多くの仕事を差し込まれる立場です(割り込み)

    人が普段仕事をしていても発生する割り込みですが、コンピュータには必要不可欠な機能であり、これが無ければコンピュータを快適に利用することは難しいでしょう。ということでコンピュータにおける割り込みの解説や、機能の重要性について解説します。

    著者

    • 出村 成和
      出村 成和
      Twitter

    • プロフィール

      学生時代、家庭用ゲーム機向け開発にてプログラマーとしてキャリアを歩み始める。SIerなどを経て、フリーランスとなり受託開発などのかたわら、「AndroidNDKネイティブプログラミング(秀和システム)」など低レイヤーを題材とした技術書の執筆を行う。2022年よりクラスメソッドにてゲーム開発に関わる業務に従事。好きなCPUはMIPS R3000。

    • 著者からのメッセージ

      本書は同人誌から生まれた本ですが、実はその同人誌の頒布を1度取りやめようとしたことがあります。

      2021年初頭から「CPUの気持ちが分かるようになるための本(仮)」というタイトルで次の技術書典に向けて書きためていました。執筆しながらも頭の中ではCPUやアセンブリ言語といったジャンルはとてもニッチであることを理解していたため、ボツにしようと決心し次のようなTweetをしました。

      新刊ネタで「CPUの気持ちが分かるようになるための本(仮)」を書いてたけど、ニーズないかなーと思ってボツにした

      — とげとげP (@checkela) February 18, 2021

      しかし、このTweetがいつになく反応がありました。この声に押されボツするのを撤回し執筆を継続することにしました。 その後、技術書典11で「CPUの気持ちが知りたいですか?」として頒布し「第三回 刺され!技術書アワード」にて大賞をいただき、今回のクラウドファウンディングに挑戦する権利を得ました。

      そういった意味では、みなさんからの反響や声援があってこそ、ここまでくることができた奇跡のような本だと考えています。 今一度応援をいただいて成功した暁には、より内容を充実させ、より皆さんの役に立ち、より楽しんでいただける内容にして本書を世に送り出したいと考えています。

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